「ソフトウェア工学」が語るOpt.One開発手法

Opt.One® の開発上の手法と特徴が、IT Text ソフトウェア工学(オーム社刊)の題材として紹介されています。

本書は、情報処理学会ソフトウェア工学研究会40周年事業の一環の「社会を支えるソフトウェアシステム(IT システム)」を念頭に、それを作るための最新技術などについて解説することを目的としています。
ソフトウェアシステムの基礎をわかりやすく学習でき、大学の情報学科や高専の教科書として、情報処理学会から推薦されています。

以下に、本書の内容からOpt.Oneの開発手法に関わる部分を一部抜粋しました。


「進化型プロトタイプ開発+アジャイル開発プロセス」のモデルとして紹介


ユースケースモデリングによる要求分析の文書化

  • システムが提供する機能やサービスを、利用者観点で捉えるユースケースモデリングで要求分析結果を文書化する方式を採用
  • ユースケースを表現するための図式としてUMLOMG(Object Management Group) が提案する Unified Modeling Language)基準のユースケース図を利用し、分かり易く表現している

Opt.Oneユースケースモデリング


データ指向設計によるソフトウェア設計

  • 歯科医院システムのようにカルテを初めとする帳票類に表記される多様な情報を加工処理するシステムでは、データフロー解析による設計が適している
  • システム上で利用される各種のデータや情報がどのように加工処理されていくかの表現として、データフロー図を使っている

Opt.Oneデータフロー図


ユーザーインターフェース設計上の工夫点

  • 治療などに際し、最も重要な患者名などの情報は画面上部大きなフォントで明示
  • 主訴、血液病、アレルギー情報など治療の際に確認が必要な情報についても見やく画面上部に表示
  • 治療時に記録する歯列チャートは細かな確認や記述が可能なように、大きめに表示
  • 基本的に診療に流れに沿って、左上から下部に向かって順番に利用する情報を配置し、診療が円滑に進むよう工夫されている

性能・運用・保守面での工夫点

  • システム処理速度は医師が診察や治療の途中でカルテ情報を参照したり記入するため、数ミリ秒程度の高速応答時間を実現
  • 患者情報や診察情報などの誤りをなくす工夫、個人情報のセキュリティ管理に関する技術の実装
  • システム操作に不慣れな医師・歯科衛生士の誤操作防止や使いやすさに対する工夫
  • 導入後の運用・保守のし易さに対する工夫 - 保険点数や薬剤情報などの更新はインターネットで自動化

* 本記事は、オーム社刊「ソフトウェア工学」の著作権者の許可を得て一部転載させていただきました。

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